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文部科学省は、平成24年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)を、平成24年4月17日(火曜日)に実施することを発表しました。
全国学力テストは、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析して、教育施策や学校現場の教育指導の充実などの改善に役立てるために実施されます。平成19年度から小学6年生と中学3年生を対象に毎年行われ、当初は全員参加でしたが、22年度から抽出方式に変更になりました。23年度は東日本大震災の影響で見送られ、希望校に問題が配布されました。
例年、小学校は国語・算数、中学校は国語・数学が行われ、「知識」(後の学習のための身につけておかなくてはならない知識や実生活で不可欠な知識)、「活用」(知識や技能を実生活で活用する力や課題解決のために構想を立て実践・改善する能力)を見る問題が出題されています。24年度は、これに理科が新たに加わることになりました。理科については「知識」「活用」があわせて行われます。
24年度も文部科学省が抽出(約30%)した小中学校で実施されます。抽出されなかった学校には希望すれば問題が提供されますが、採点などはそれぞれの学校が行い、全国的な集計にも反映されません。
(くわしくは、文部科学省HPをご覧ください。)
絵に描きながら算数の文章題を解くという文章題と学習方法があります。小学生は文章題に出てくる花や動物や虫などを絵に描きながら考え、解いていきます。例えば割り算の文章題で小学生は、文章に出てくる数どおりにお菓子とお皿の絵を描き、さらに描いたお菓子をお皿に分けていきます。こうやって絵に描いて視覚化することで割り算の本質を理解するといいます。
計算問題は解けるのに、文章題になると苦手という小学生が多いことから、「分かる」ということは言葉を頭の中に視覚イメージとして再現することであり、「考える」とは再現したイメージを自在に動かすことだと考え、この学習法が考え出され、絵を描いて考える文章題が作り出されました。文章題の文字を時間をかけてひとつひとつを絵に描いてみると文章題の内容が視覚化されて目に見えてきます。描きながら考えていて、答えにもたどり着くことができます。
問題数や解く速さを競うと、どうしても解く手順をおぼえ、パターンにあてはめて機械的に作業を進める傾向になり、考えなくなるといわれますが、この絵を描いて解く文章題は、時間をかけてゆっくりと解いていきます。言葉を視覚的にイメージ化する習慣を身に付け、考える過程を大事にしているからです。
(くわしくは、平成23年12月15日の読売新聞をご覧ください。)